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冬の嵐
次週は暖気で大雨・融雪警戒

2018/01/05 18:22 ウェザーニュース

発達した低気圧や前線が通過する影響で、1月8日(月)の成人の日以降は冬の嵐に。今回は暖気の影響もあり大雪ではなく、大雨や融雪に警戒が必要です。
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日本海で低気圧が発達通過

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8日(月)は日本海で低気圧が発達しながら進んでいきます。また本州の南岸でも低気圧が発生することがあり、2つ玉低気圧となる可能性も。爆弾低気圧クラスの発達となる可能性があります。

暖気を引き込み、雪ではなく大雨に

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上空0℃線が前半は東日本、夜には北海道まで北上。
今回、この低気圧が発達することで暖かな空気を南から引き込みます。

そのため北海道を除いて平地は雨となります。特に西、東日本太平洋側で1時間に30-50mmの強雨・大雨の恐れが出ています。

北日本・東日本のすでに積雪している地域は融雪洪水・雪崩や路面状態悪化に要警戒です。

また低気圧通過前は全国的に南風が強まり、通過後は西-北西の風が非常に強く吹きます。

関東も南風が強まるため沿岸部を中心に荒天となるおそれがあります。

低気圧通過後は一気に寒気が

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上空に非常に強い寒気が流れ込んできて、北日本や西日本日本海側の平地でも雪になりそうです。
11日(木)~12日(金)にかけては、西日本の上空1500m付近に、マイナス9℃以下の寒気が南下。北海道など北日本には、上空5500m付近でマイナス40℃以下という、大雪を降らせるような非常に強い寒気も流れ込む予想です。

日本海側では大雪・吹雪の恐れ

この寒気の影響により、北日本の日本海側や北陸では大雪に加え、暴風・吹雪にも警戒が必要です。

風と風のぶつかりによる発達した雪雲も発生し、雷や突風、アラレなど、激しい現象を伴う恐れもあります。
また、西日本の日本海側では(山沿いも)大雪の恐れがあります。

このあとも、情報をこまめに確認して、雪下ろしや西日本の平野部では除雪道具の準備など、来週の大雪に向けての備えをしてください。
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