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お雑煮の餅 東西で分かれる − 東は角餅 西は丸餅

2018/12/12 20:30 ウェザーニュース

お正月三が日に欠かせない、お雑煮。日本津々浦々お雑煮は数あれど、ご当地性をみてみるとお餅の扱いや味付けなど東西でスタイルがわかれているようです。

このお雑煮にまつわる調査結果をご紹介致します。

西は丸餅を煮る
東は角餅を焼く

2014年1月3日〜4日に実施した調査 合計13,869人の回答
お雑煮事情を調査していく上で、くっきりと結果が分かれたのが、お餅の形状と調理の仕方です。

全国13,869人から寄せられた回答を集計した結果、お雑煮のお餅は、大きく分けて西日本で“丸餅を煮る”傾向、東日本では“角餅を焼く”傾向に分かれました。

その他、東海や北陸では“角餅を煮る”傾向がみられました。

味付けにも違いが

2014年1月2日〜3日に実施した調査 合計14,438人の回答
北日本や東日本では“しょうゆ”派がほとんどを占めたのに対し、近畿地方は“みそ”派、九州地方では“おすまし”派が多い結果となりました。

お雑煮に限らない、味付けのスタイルを反映した結果と言えそうです。
お雑煮という、ざっくりとしたネーミングの割には古来から日本のお正月の風習として根付いてきたからこそ地域でスタイルがくっきりとわかれているんですね。さて、あなたのお家のお雑煮はどんなスタイルですか?

〔リンク〕ウェザーニュース記事一覧

参考資料など

ウェザーニューズ、“2014年の年始調査”を実施 https://jp.weathernews.com/news/5020/