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クリスマス定番スポット「東京タワー」ライトアップの電気代は?

2018/11/15 18:57 ウェザーニュース

ライトアップやイルミネーションが美しいこの季節。その元祖とも言うべき東京タワーがパワーアップしています。
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冬の恒例、ウィンターファンタジー

東京タワーは冬季に「ウィンターファンタジー」を行っています。来年は開業60年を迎えることから、正面玄関前の広場に樹齢60年のモミの生木(高さ12m)がそびえ、オレンジ色の6万球のイルミネーションが輝きます。
高さ12mの生のモミの木は都内最大級
今年のテーマは「オレンジ・イルミネーション」。オレンジ色は東京タワーのシンボルカラー。2018年2月28日まで、16:00〜23:00の間点灯し、16:00〜22:00の毎時00分と30分に冬をイメージさせる楽曲に合わせて鮮やかな光が織りなす「オレンジガーデン・ライティングショー」(約10分間)が行われます(最終回22:00〜)。

“恋の伝説”をモチーフにした演出

「午前0時、東京タワーのライトアップが消える瞬間を一緒に見つめたカップルは永遠の幸せを手に入れる」という東京タワーの『ライトダウン伝説』をモチーフにした「クリスマス・ライトダウンストーリー」も12月25日まで実施されています。

期間中は夜中まで待たずにすむよう19:30にオレンジ色のライトアップとハートの外階段がいったん消灯。するとBGMに合わせて地上と大展望台を結ぶ約600段の外階段の装飾が点滅を繰り返し、19:45過ぎに再びライトアップに戻ります(1日1回のみ)。

現在、東京タワーは展望台リニューアル工事のため、通常は24:00にライトアップを消灯するところを明け方までライトアップを継続していますから、消灯を見られる貴重な機会です。

ひと晩の電気代は?

至れり尽くせりの光の演出ですが、気になるのが電気代。ひと晩でどれほどになるのか、日本電波塔株式会社(東京タワーの管理・運営会社)に聞ききました。

「冬のライトアップは、高圧ナトリウムランプというオレンジ色のライトを用いています。日没に点灯し、通常通り24:00に消灯すれば、ひと晩の電気代はおよそ2万1000円になります」(日本電波塔株式会社マーケティング課・根岸直美さん)

東京の観光名所であり続けて60年を迎える東京タワー。訪れた恋人たちをずっと見守ってくれることでしょう。

参考資料など

【東京タワーへのアクセス】
大江戸線・赤羽橋から徒歩5分、三田線・御成門駅から徒歩6分、日比谷線・神谷町駅から徒歩7分、浅草線・大門駅から徒歩10分、JR浜松町駅から徒歩15分。

画像提供:東京タワー