宇宙から見た「夏至」と「冬至」
地球全体の衛星画像を見比べてみると、雲の様子は別の日なので違いがあるのですが、あまり変わらないように見えるかもしれません。
注目してほしいのは、北極と南極の周辺です。
注目してほしいのは、北極と南極の周辺です。
【北極】夏至はハッキリ、冬至は真っ暗
北極付近を拡大してみると、夏至の頃は、北極までハッキリと見える(太陽の光が当たっている)のに対し、冬至の頃は北極に近づくほど暗くなっていて、北極のあたりは真っ暗になっています。
これは、地球が少し傾いた状態で太陽の周りをまわっている(公転している)からです。
これは、地球が少し傾いた状態で太陽の周りをまわっている(公転している)からです。
夏と冬で太陽光の当たり方が違う
<北半球が夏至の時(上図の左側)>
北半球側が広く太陽に照らされて、北極では一日中太陽が見えている「白夜」、南極では一日中太陽が昇ってこない「極夜」となります。
<北半球が冬至の時(上図の右側)>
南半球側が広く太陽に照らされて、南極では一日中太陽が見えている「白夜」、北極では一日中太陽が昇ってこない「極夜」となります。
そのため、北半球が冬至の時は、衛星画像では北極付近が真っ暗になっていたのです。
衛星画像で見ても、夏至と冬至ではこんな違いを見ることができるのですね。
北半球側が広く太陽に照らされて、北極では一日中太陽が見えている「白夜」、南極では一日中太陽が昇ってこない「極夜」となります。
<北半球が冬至の時(上図の右側)>
南半球側が広く太陽に照らされて、南極では一日中太陽が見えている「白夜」、北極では一日中太陽が昇ってこない「極夜」となります。
そのため、北半球が冬至の時は、衛星画像では北極付近が真っ暗になっていたのです。
衛星画像で見ても、夏至と冬至ではこんな違いを見ることができるのですね。