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キタサンブラック最後の舞台
有馬記念2017は”良馬場”予想

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2017/12/21 15:27 ウェザーニュース

24日(日)15時25分、千葉県の中山競馬場で今年の中央競馬の総決算、グランプリレース第62回有馬記念が行われます。
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24日 船橋の天気は?

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レースまでは雨なし予想

24日は西から近づく低気圧や前線の影響で天気は下り坂。ただし、レースまでに雨が降り出すことはなさそうです。
馬場への影響はなく、良馬場で開催される可能性が非常に高いと言えます。

12月の雨は平年の1割程度

秋の府中開催は雨に悩まされましたが、中山開催に変わってからは一転して冬晴れの日が続いています。中山競馬場に最も近いアメダス船橋の観測で、12月の降水量はわずか5.0mmと平年の1割程度しか降っていません。

先週の開催における芝のレースのタイムを見ると、概ね例年と同じくらいで、この時期の中山開催らしい馬場状態になっていると見られます。馬場による極端な有利不利はないと考えて良さそうです。

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24日の予想天気図

暖かな空気が流れ込む

接近する低気圧や前線に南から暖かな空気が流れ込むため気温は高く、発走時刻の気温は12~13℃の予想となっています。日差しはないものの、名馬キタサンブラックの引退レースということも相まって多くの来場者が予想され、会場は汗ばむような熱気になりそうです。

寒い12月は波乱のサイン?

今年は平年に比べて寒い12月となっています。有馬記念の結果と気象状況に直接の因果関係はもちろんありませんが、少し気になるデータがあります。

1.0~1.9℃低い年は波乱!?

12月の月平均気温が平年より1.0~1.9℃低い年は波乱の結果が目立っています。

グレード制が開始された1984年以降の33回のうち前記の条件を満たしたのは8回あり、そのうち7回が馬連配当30倍以上、4回の万馬券が出現しています。人気の決着は1988年芦毛対決のオグリキャップ、タマモクロスの時のみです。オルフェーブルが制した2011年やゴールドシップが勝った2012年も2着に人気薄が入って好配当に。

今のところ、船橋の平均気温は平年より1.4℃低く、今年はこの条件を満たしそうです。寒い暮れに懐を暖められるか注目されます。
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