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流星を宇宙から観測! 流星観測カメラ「メテオ」の特ダネ映像

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2017/12/12 20:28 ウェザーニュース

日本時間で12月14日15時頃に極大を迎えるふたご座流星群。日本は昼間なので極大時の観測はできませんが、国際宇宙ステーション(ISS)の実験棟の窓に設置した流星観測カメラ「メテオ」ならバッチリ観測できます。

「メテオ」が観測した流星群

冒頭の写真は、2016年7月に観測を開始した「メテオ」が、同年8月11日22時57分頃(GMT) にアフリカ北西部のマリとモーリタニアの国境上空付近でペルセウス座流星群の爆発的火球を捉えた際の映像から切り出した画像です。

観測映像はほぼリアルタイムでISSから地上にダウンロードされ、確認が行われています。

昨年7月から観測開始

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ISSへの設置が完了した「メテオ」
高度約400kmを飛ぶISSが約90分で地球を1周するうち、真っ暗な夜側を飛んでいるのは35分間。「メテオ」はその間に高度80〜120kmで輝く流星をとらえ、観測データを地上に送っているのです。

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「昨年7月から観測を開始しましたが、天候や大気の影響を受けず、微細な流星も捉えられるので地上からの観測に比べて観測できる流星が飛躍的に増えました」と「メテオ」プロジェクトを担う千葉工業大学惑星探査研究センター上席研究員の荒井朋子さん。

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荒井朋子さん

ふたご座流星群の見所

流星は、彗星(すいせい)や小惑星から放出された塵(ちり)が大気に突入する際、高温高圧のプラズマ状態となって発光する現象です。

「『メテオ』の観測では、流星の飛跡や明るさから流星塵の大きさを求めたり、プリズムをレンズの前に取り付けて分光観測を行い、流星塵の化学組成を調べています」(荒井さん)

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メテオカメラ(3号機)
ふたご座流星群の見所はどこでしょうか?

「他の流星の組成に比べて、ナトリウムが乏しいと報告されています。母天体のファエトンの軌道が太陽の近くを通るので、ナトリウムが蒸発したのかもしれません。

ナトリウムはオレンジ色に光るので、ふたご座流星群は赤みが少ないのが特徴です。ぜひ流星の色にも注目してほしいですね」(荒井さん)

参考資料など

【写真・動画提供】千葉工業大学惑星探査研究センター