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鍋奉行必見! 鍋の〆に話題の“ロカボ麺”とは!?

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2017/12/12 13:02 ウェザーニュース

寒くなると鍋が恋しくなりますね。鍋の〆はうどんかご飯が定番ですが、気になるのが炭水化物の摂りすぎによるカロリーオーバー。最近は低糖質ダイエットがブームになっていることもあり、〆(しめ)は食べたいが、炭水化物などの糖質はあまり摂りたくない人が増えています。そんな時、「ロカボ麺」がイチ押し。メニューに加えている店も増えています。でも「ロカボ麺」って何?

管理栄養士の柴田聡美先生に聞きました。

「ロカボ麺」って何?

「ロカボとは“Low Carbohydrate”(ローカーボハイドレイト・低糖質)を語源とし、もともとは低糖質はローカーボといわれていたのですが、“緩やかな”というニュアンスを持たせるためにロカボという造語になりました。

つまり、ロカボは“緩やかな”糖質制限のことをいいます(糖尿病患者の食事でも応用されています)。一般社団法人 食・楽・健康協会によると、カロリーは同じでも低糖質なロカボ食を食べることで、食後高血糖を抑制し、生活習慣病のリスクを低減する効果も得られるようです。

ロカボ麺は、こんにゃくや小麦粉と難消化性でんぷんをブレンドし、大豆、おからなどの低糖質原料を合わせて作られています。最近では、コンビニやファストフード、食品メーカー大手が次々とロカボフードを発売しています。昔は味がイマイチだったのですが、最近のものはおいしくなっていますよ」(柴田先生)

「ロカボ麺」は自分でも作れる?!

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白滝を冷凍すると味もしみやすくなる
鍋の〆はロカボ麺で決まり!と思ったら、家にない……というときに柴田先生のおススメ自家製ロカボ麺を紹介します。

作り方は実に簡単。白滝を冷凍するだけ。冷凍すると固めの麺のような食感になり、中に“す”が入るので、味がしみやすくなります。いつも鍋に入れている白滝とは明らかに違い、満足感も得られるので糖質を気にする方の強い味方です。ぜひ一度試してみませんか。