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【北日本】第2回花粉飛散傾向

2017.12.5発表

2017/12/05 10:39 ウェザーニュース

▼各エリアの見解をチェック
北海道東北北部東北南部

■北海道(※シラカバ花粉)
飛散ピークは5月中旬

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2018年花粉の飛散ピーク予想
■飛散開始時期は平年並
この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり、花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです。3月下旬以降、寒さが緩むタイミングでシラカバ花粉が飛び始め、道南など早い所では4月上旬、その他は4月下旬に花粉シーズンに入るとみています。

飛散ピークは、道南や道央ではゴールデンウィーク前後、道北や道東では5月中旬で、6月に入ると段々と飛散量は少なくなる見込みです。

■飛散量予想
飛散量は2017年シーズンよりやや少ない見込みですが、平年を上回る予想なので、油断せずに対策をしてください。

    平年比 2017年比
北海道 111% 85%

■東北北部
飛散ピークは3月中旬〜下旬

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2018年花粉の飛散ピーク予想
■飛散開始時期は平年並
この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり、花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです。3月になると段々寒さが緩み、太平洋側から花粉シーズンに入る予想です。

飛散ピークは3月中旬〜下旬で、4月中旬以降から飛散量は段々と少なくなる見込みです。

■飛散量予想
青森県では平年比、2017年比ともにアップする予想です。
秋田県や岩手県は平年よりやや少ないものの、岩手県では、飛散量が少なかった2017年シーズンを上回る予想となっているため、油断せず対策をしてください。

   平年比 2017年比
青森 117% 107%
岩手   68% 121%
秋田   76%   85%

なお、東北北部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。

■東北南部
飛散ピークは3月上旬〜中旬

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2018年花粉の飛散ピーク予想
■飛散開始時期は平年並
この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり、花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです。2月の寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め、2月下旬〜3月上旬に太平洋側から花粉シーズンに入る予想です。

飛散ピークは3月上旬〜中旬で、4月中旬以降から飛散量は段々少なくなる見込みです。

■飛散量予想
2018年シーズンの飛散量は平年より少ない予想です。
ただし宮城では、飛散量が少なかった2017年シーズンよりやや多い予想なので、症状が辛い方は特に対策が必要です。

   平年比 2017年比
宮城   61% 116%
山形   67%   97%
福島   53%   86%

なお、東北南部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。

参考資料など

※「平年」について
夏の天候:1981年〜2010年の30年間平均
花粉飛散量:2008年〜2017年の10年間平均