今夜は2017年で最も大きい満月
図は今年最も小さい満月と、今夜見ることができる最も大きい満月を比較したものです。こうして見ると、その差は一目瞭然!同じ月でもこんなに大きさが違います。
NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、今夜の月は地球との距離が近く、いつもより大きく見えるスーパームーンで、最も小さい満月と比べて約14%大きく、約30%明るく見えると言われています。
ただ、実際の空では図のように並べて比較することが出来ないため、その大きさを実感することは非常に難しいと言えます。
NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、今夜の月は地球との距離が近く、いつもより大きく見えるスーパームーンで、最も小さい満月と比べて約14%大きく、約30%明るく見えると言われています。
ただ、実際の空では図のように並べて比較することが出来ないため、その大きさを実感することは非常に難しいと言えます。
スーパームーンとは?
スーパームーンとは、もともと天文学の用語ではなく占星術の用語で、明確な定義はありません。
NASAがウェブサイトで紹介したことから一般に広まったものですが、その定義は曖昧で、概ね月と地球との距離が36万km以内となって、大きく見える満月をスーパームーンとしているようです。
またNASAは、今夜(2017年12月4日)と、2018年1月2日、1月31日に観測できる満月は3回ともスーパームーンで、1月31日は皆既月食が起きると発表しています。
NASAがウェブサイトで紹介したことから一般に広まったものですが、その定義は曖昧で、概ね月と地球との距離が36万km以内となって、大きく見える満月をスーパームーンとしているようです。
またNASAは、今夜(2017年12月4日)と、2018年1月2日、1月31日に観測できる満月は3回ともスーパームーンで、1月31日は皆既月食が起きると発表しています。
スーパームーンの大きさを実感するには?
空に浮かぶ月を見るだけでは、その大きさを実感するのが難しいスーパームーン。
そこでオススメなのが、月が昇ってくる時を狙うこと。
月が昇ってくる時は、まだ月の近くに山やビルなどの比較対象があり、スーパームーンの迫力がよくわかります。月は1時間に約15°程度昇るので、月の出の時間から1〜2時間前後が建物と比較しやすいと言えます。
そこでオススメなのが、月が昇ってくる時を狙うこと。
月が昇ってくる時は、まだ月の近くに山やビルなどの比較対象があり、スーパームーンの迫力がよくわかります。月は1時間に約15°程度昇るので、月の出の時間から1〜2時間前後が建物と比較しやすいと言えます。
今夜の天気は?
西日本〜東日本にかけて広く高気圧に覆われるため、バッチリとスーパームーンを観測できそうです。
北日本は日本海側を中心にどんより雲に覆われて、今夜は月を見るのが難しい空模様となりそうです。
九州南部や南西諸島は雲が広がりやすいものの、時折晴れ間の出る時間もあるため、雲の隙間から輝く月を見ることができそうです。
北日本は日本海側を中心にどんより雲に覆われて、今夜は月を見るのが難しい空模様となりそうです。
九州南部や南西諸島は雲が広がりやすいものの、時折晴れ間の出る時間もあるため、雲の隙間から輝く月を見ることができそうです。
参考資料など
NASA(https://science.nasa.gov/science-news/news-articles/a-supermoon-trilogy)
国立天文台(https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/12-topics01.html)
国立天文台(https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/12-topics01.html)