雪質が異なる理由
そもそも雪質が異なる要因には、気温と水蒸気が関係しています。
空気中の水蒸気が多いと、上空では雪のもととなる氷の結晶がたくさん作られます。
結晶が多ければ多いほど、互いにくっついて大きく成長するので、雪の粒は大きくなります。
さらに、気温が高いとその大きな粒がやや溶けた状態で地上に降ってくるので、ベシャッとした湿った雪になるのです。
乾いた雪の場合は、水蒸気が少ないために雪の粒が小さく、気温が低いので溶けずに地上まで降ってきます。
空気中の水蒸気が多いと、上空では雪のもととなる氷の結晶がたくさん作られます。
結晶が多ければ多いほど、互いにくっついて大きく成長するので、雪の粒は大きくなります。
さらに、気温が高いとその大きな粒がやや溶けた状態で地上に降ってくるので、ベシャッとした湿った雪になるのです。
乾いた雪の場合は、水蒸気が少ないために雪の粒が小さく、気温が低いので溶けずに地上まで降ってきます。
倒木によって交通機関に影響
湿った雪は、水分を多く含んでいる分重みがあり、物体に付着しやすい性質があります。これにより、大きな木が根元から倒れることも。
2017年1月14日〜16日の大雪時には、西日本や東海で、倒木により電車が一時運休。また、京都や広島では倒木が原因で道路が一時通行止めになるなど交通に影響が出る事態となりました。
思わぬところで足止めされることも考えられますので、最新の交通情報を確認することが大切です。
2017年1月14日〜16日の大雪時には、西日本や東海で、倒木により電車が一時運休。また、京都や広島では倒木が原因で道路が一時通行止めになるなど交通に影響が出る事態となりました。
思わぬところで足止めされることも考えられますので、最新の交通情報を確認することが大切です。
ライフラインにも大打撃
送電線に大量の湿った雪が付着すると、断線したり、電柱が倒壊することもあります。
2014年の大雪の時は、広いエリアで着雪による停電が発生しました。
冬の停電時に最も困るのが、暖が取れないこと。安全面から石油ストーブを使用しないという家庭も多いですが、いざという時のため、1台持っておくと安心です。
また、電気が止まると断水も同時に起こることがよくあります。
冬場は水道管の凍結による断水などもあるため、日頃から水の汲み置きをしておくと良さそうです。
2014年の大雪の時は、広いエリアで着雪による停電が発生しました。
冬の停電時に最も困るのが、暖が取れないこと。安全面から石油ストーブを使用しないという家庭も多いですが、いざという時のため、1台持っておくと安心です。
また、電気が止まると断水も同時に起こることがよくあります。
冬場は水道管の凍結による断水などもあるため、日頃から水の汲み置きをしておくと良さそうです。
参考資料など
【参考・参照元】
「関さんに訊こう!お天気の大疑問」,『季刊SORA』2009冬号vol.3,p60-p61,IDP出版
気象庁「ぼたん雪と粉雪はどうちがうのですか?」http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq1.html#24
内閣府「平成26年(2014 年)豪雪について 」http://www.bousai.go.jp/updates/h26_02ooyuki/pdf/h26_02ooyuki_26.pdf
「関さんに訊こう!お天気の大疑問」,『季刊SORA』2009冬号vol.3,p60-p61,IDP出版
気象庁「ぼたん雪と粉雪はどうちがうのですか?」http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq1.html#24
内閣府「平成26年(2014 年)豪雪について 」http://www.bousai.go.jp/updates/h26_02ooyuki/pdf/h26_02ooyuki_26.pdf