最高警戒レベル4を発表
インドネシア火山地質災害防災センター(CVGHM)は27日朝、国民向けの警戒レベルを4段階中最高警戒レベルの4・Red(Awas)に引き上げました。火口から半径8km圏内と、1963年の噴火で火砕流や泥流の被害にあった北~北東、東南~南~南西側の10km圏内以内への立ち入りを規制、避難勧告を出しました。
またCVGHMは、航空向けカラーコードについても、4段階中最も上のランクであるRedの発表を継続。
多量の火山灰が大気中に放出されているため、エンジンの出力停止など航空機の運航へ重大な影響を及ぼす恐れがあります。
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またCVGHMは、航空向けカラーコードについても、4段階中最も上のランクであるRedの発表を継続。
多量の火山灰が大気中に放出されているため、エンジンの出力停止など航空機の運航へ重大な影響を及ぼす恐れがあります。
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今後の噴煙の広がりは?

ひまわり8号の衛星画像には、アグン火山から南西側や南側に向けて、茶色い噴煙が映っています。
29日9時現在、アグン山頂上空は北東風のため、南西側に噴煙は広がっています。ただ、このあと山頂直上はだんだんと北寄りの風となるので、噴煙は南に流れていく予想です。
しばらくデンパサール方面に向かってしまうので影響が長引きそうです。
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29日9時現在、アグン山頂上空は北東風のため、南西側に噴煙は広がっています。ただ、このあと山頂直上はだんだんと北寄りの風となるので、噴煙は南に流れていく予想です。
しばらくデンパサール方面に向かってしまうので影響が長引きそうです。
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