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全国の9割が好きなお風呂
入浴時間は山梨県が最長

2017/11/26 06:57 ウェザーニュース

寒い冬は、早く家に帰って、あったかいお風呂に入りたいですよね。
ウェザーニュースが2012年に実施した調査によると、全国の約9割がお風呂が好きと回答。この数字からも、日本人はお風呂が大好きである事が分かります。

意外と長い!? 日本人の湯船に浸かる時間は15分

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「湯船にどれくらい浸かりますか?」と質問したところ、日本人が湯船に浸かる平均時間は15分08秒である事が判明。

都道府県ごとのランキングを見てみると

1位 山梨県 18分09秒
2位 熊本県 16分25秒
3位 富山県 16分23秒
4位 福島県 16分01秒
5位 福岡県 15分59秒

43位 和歌山県 14分18秒
44位 石川県 13分38秒
45位 島根県 12分28秒
46位 鹿児島県 12分22秒
47位 沖縄県 11分10秒

暖かいエリアではシャワーで済ます人が多いのかもしれません。
全体的に見てみると、5位~43位までが14~15分台になっており、大きな差はありませんでした。

お風呂の温度の全国平均は41℃

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「お風呂の温度はどれくらい?」と質問した所、お風呂の温度の全国平均は41.1℃でした。
都道府県別に見ても南北に差はなく、全ての都道府県で40~41℃台という結果になりました。寒さが厳しいエリアが特にお風呂の温度を高くしているわけではありませんでした。

年代別に見てみると、大きな差はなかったものの、20代未満が41.2℃で最も高く、年代が上がるにつれて温度が下がり、60代以上は40.9℃という結果になりました。
もしかしたら、年齢が高いほど、ヒートショック現象への意識が高いのかもしれませんね。

年齢が高いほどお湯はややぬるめ
「ヒートショック現象」対策か?

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ヒートショック現象とは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のことで、血圧が急に上下したり脈拍が早くなる現象のこと。一般的に気温差が10℃以上ある場合は注意が必要とされています。
特に冬の寒い時期に、暖房の効いた暖かい部屋から、気温の低い脱衣所やトイレなどへ移動する際、室内の温度差によってヒートショック現象が起きやすくなります。

予防策としては、寒い日はつい、お風呂のお湯を熱くしてしまいがちですが、心臓や肺への負担を考えると、38℃〜39℃のぬるま湯がおすすめです。熱めがお好みの方は、追い焚きをして42℃で出ましょう。

日本人が大好きなお風呂。事故がないよう、安全に楽しみたいですね。

参考資料など

ウェザーニュース「冬のお風呂事情」調査
実施:2012年1月9日~2012年1月15日
回答:33,995人