宮城県沖で震度4
唯一発生した震度3以上の地震は、11月11日(土)1時42分頃の宮城県沖を震源とするM4.9の地震です。
規模は比較的小さかったものの、震源が陸地に近い所だったため、塩竈市で震度4、宮城県の広い範囲と岩手県の南部で震度3を観測しました。
また、強い揺れこそ観測しませんでしたが、規模の大きな地震としては9日(木)16時47分頃に八丈島東方沖で発生したM6.1があります。この付近は太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界にあたり、しばしば強い地震が発生しています。
1972年には今回よりやや西の震源でM7.2の地震が発生し、八丈島で震度6(当時)を観測。和歌山県の串本では35cmの津波が到達しました。
規模は比較的小さかったものの、震源が陸地に近い所だったため、塩竈市で震度4、宮城県の広い範囲と岩手県の南部で震度3を観測しました。
また、強い揺れこそ観測しませんでしたが、規模の大きな地震としては9日(木)16時47分頃に八丈島東方沖で発生したM6.1があります。この付近は太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界にあたり、しばしば強い地震が発生しています。
1972年には今回よりやや西の震源でM7.2の地震が発生し、八丈島で震度6(当時)を観測。和歌山県の串本では35cmの津波が到達しました。
大西洋中央海嶺でM6超の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。11日に発生したM6.3の地震は大西洋中央海嶺付近で発生した地震です。
同じプレート境界でも、プレート同士がぶつかるエリアでは、M8を超えるような巨大地震が発生することがあり、メカニズムも逆断層型と、津波を引き起こすようなタイプが見られます。
一方、プレート同士が離れるエリアはM7クラスが時々発生するくらいで、津波が発生しにくい横ずれ型が大部分です。
海嶺そのものが陸地から離れていることもあり、強い地震でも被害が出ることは稀と言えます。
同じプレート境界でも、プレート同士がぶつかるエリアでは、M8を超えるような巨大地震が発生することがあり、メカニズムも逆断層型と、津波を引き起こすようなタイプが見られます。
一方、プレート同士が離れるエリアはM7クラスが時々発生するくらいで、津波が発生しにくい横ずれ型が大部分です。
海嶺そのものが陸地から離れていることもあり、強い地震でも被害が出ることは稀と言えます。