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あなたのお部屋は大丈夫? 暖房使用時の乾燥対策を考える

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2018/02/08 06:48 ウェザーニュース

強烈寒波で厳しい寒さとなり、風邪やインフルエンザの流行が続いています。

暖房器具により空気を暖めると、相対湿度が下がって乾燥してしまうため、風邪やインフルエンザの原因となるウイルスが舞いやすくなります。
また暖房により空気が乾燥すると、喉や鼻の粘膜も乾燥して炎症を起こしやすくなり、ウイルスへの抵抗力が衰えてしまいます。

暖房使用時の乾燥対策は万全ですか?対策方法について確認していきましょう。
>>インフルエンザ対策などの記事一覧

暖房時の乾燥対策

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加湿器をセットで利用する

湿度を維持するためには、加湿器を併用して空気の乾燥を防ぐ必要があります。
石油ストーブ等を使用する場合は、やかんを乗せて使用するのも乾燥予防に効果的です。やけどや空だきにはご注意ください。

観葉植物を置く

植物の葉が蒸散をすることによって空気中に水蒸気が出されるため、乾燥予防には緩やかながら効果があります。
また、水やりをしたあとの湿った土からも水蒸気が出ており、周囲の湿度が若干上昇します。

風の出ない暖房器具を利用する

オイルヒーター等の器具は、温まるのに少し時間がかかるものの、エアコンやファンヒーターように風が出ません。
空気の循環である風が人に当たると、肌や喉に接する空気が入れ替わることで、水分を奪いやすくなるので、風が直接当たらないことは風邪予防に繋がります。

結露を防止する

結露するほど水分が豊富なんだと安心していてはいけません。外との温度差によって生じる結露は、除湿器の役割をもってしまっているのです。空気中から水分を奪った結果が、こぼれ落ちる雫というわけです。
雨戸を閉める、窓に断熱シートを貼る等の結露対策は、実は乾燥対策にも繋がっているのです。
また、暖房により温度を上げすぎないことも乾燥防止には効果的です。
日頃からの風邪の予防も心がけながら、寒い冬を乗り切りましょう!
>>この先の気温はどうなる?
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