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11月5日は津波防災の日

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2017/11/08 15:57 ウェザーニュース

東日本大震災をきっかけに2011年6月24日「津波対策の推進に関する法律」が公布施行されました。その中で津波対策についての理解と関心を深めるため11月5日を「津波防災の日」とするとしています。
この日は津波避難の史実に基づいた物語「稲村の火」の出来事が旧暦安政元年11月5日(1854年12月24日)だったことから選ばれました。

国連では「世界津波の日」と制定

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また、2015年12月には国連総会本会議で11月5日を「世界津波の日」と定める決議が採択されました。

津波から身を守るために…

津波から身を守るには直ちに安全な場所へ避難することと、一度避難したら津波注意報等が解除されるなど安全が確認できるまで危険な場所へは戻らないことが大切です。そのためにはどこが安全な場所で避難経路はどこなのか、判断をするための情報はどこから得るのかを知っておく必要があります。

実際に歩いてみるのも良いでしょう。防災・減災情報を得られるツールを手に取ってみるのも良いでしょう。それが実態に即した訓練になるはずです。訓練というと肩に力が入ってしまいがちですが、散歩や遊びの延長と考えて気楽にやってみるのもよいでしょう。また少し気にかけるだけで、いつも生活している場でも新しい発見があると思います。

日ごろの訓練や備えが大切

地震津波に限らず風水害でも大きな被害が発生しています。「津波防災の日」の他にも全国規模で定めていたり、それぞれの地域で過去に災害が発生した日を、災害に向き会う日としているところもあります。このような日は意識して備えについてチェックしてみるのはいかがでしょうか。
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