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【台風22号】温帯低気圧化後に急発達へ(29日23時現在)

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2017/10/29 23:59 ウェザーニュース

29日(日)23時現在、台風22号は福島県いわき市の東南東約200kmを1時間におよそ100kmの速さで北東へ進んでいます。

関東地方は荒天のピークを過ぎましたが、引き続き強風や高波に注意が必要です。
>>あなたの街への影響を詳しく解説

▼台風22号 29日23時現在
 方向・速さ  北東 100km/h
 中心気圧   985hPa
 最大風速   30m/s
 最大瞬間風速 40m/s

現在の雨雲の様子

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最新のレーダー画像が表示されない場合は、オリジナルサイトからご確認ください。

>>現在 雨風の強い地点の観測値

今後の見解

台風22号は、速度を速めて日本の東へ抜け、30日(月)未明までに温帯低気圧に変わる予想です。

ただ、台風ではなくなるからといって、安心できるわけではありません。日本の東を北上し猛烈に発達、千島列島付近で爆弾低気圧となる予想が出ています。

北日本・北陸を中心に暴風警戒

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台風22号から変わった温帯低気圧は北海道の東へ進む見込みで、中心気圧は30日(月)朝9時には954hPa(上記の28日(日)9時発表の天気図では964hPaと書かれています)に、30日(月)15時には千島近海に達し944hPaにまで低下する予想です。
たった24時間でで30hPa以上も中心気圧が下がる(発達する)ということは、爆弾低気圧の定義にあてはまります。

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このため、北日本や北陸をはじめ広範囲で非常に強い風が引くことが予想され、特に北海道の沿岸では暴風に警戒が必要です。

交通機関にも乱れが生じるおそれがあります。外出の前に交通情報をご確認ください。
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