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青白い星は2万度超え!?星の表面温度と色の関係

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2017/10/30 11:51 ウェザーニュース

夜空を彩る星たちは、一見するとどれも同じようですが、よーく観察すると星の色が違うことに気づいていましたか?

色の違いは温度の違い

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情報元:ハートピア安八「星の色とHR図」
夏を代表する星座の一つさそり座。体の中心部で輝く1等星のアンタレスは、赤っぽい色をしています。
一方、冬の夜空で見ることができるおおいぬ座の1等星シリウスは、青白く見えます。

ではなぜ、このような色の違いが生まれるのでしょう…?

星の色と大きく関係しているのは、実は「表面温度」なんです。

表面温度が3000度くらいだと赤っぽく、6000度くらいだと黄色、2万度を超えると青白くなります。
暖色系の方が温度が高いような気もしますが、白や青っぽい方が温度は高いのです。

おすすめはオリオン座!

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星座の中でも有名なオリオン座は、一つの星座の中に赤と青の2色の1等星が存在しています。
離れた星を見比べても、色の違いがいまいちわからないな…という方は、オリオン座を観測してみるとわかりやすいかもしれませんよ。

参考資料など

【参考・参照元】
高柳雄一(2010)『宇宙のしくみ』主婦の友社.
JAXA「星の明るさと色」http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/magnitude_scale.html
生涯学習センター ハートピア安八「天文トピックス-星の色とHR図」http://www.town.anpachi.gifu.jp/heartpia/2013/05/29/21509/
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