朝日がまるで「ダルマ」!ダルマ朝日登場
2017/10/25 08:36 ウェザーニュース
今日25日(水)の朝は穏やかに晴れた九州や中四国で放射冷却現象が強まり、軒並み今季一番の冷え込みになりました。
そんな冷え込んだ朝、高知県土佐市からはダルマ朝日の写真が到着。「水平線上にも雲が無く室戸岬を南へ移動して太平洋から顔を出した朝陽は、今シーズン初の達磨朝陽となり登場してくれました。」
とのコメントを頂いています。
高知市の最低気温は昨日よりも2℃ほど低い10.8℃まで下がり、今季一番の冷え込みです。この冷え込みで、海水温との温度差が大きくなり、ダルマ朝日が現れました。
これから冬にかけてダルマ朝日やダルマ夕日のシーズンが本番となってきます。穏やかに晴れて冷えた朝は少し早起きして、朝日を眺めてみるのも良いかもしれません。
ダルマ朝日とは?
ダルマ朝日は冷え込みの強い朝に見られる現象です。
蜃気楼の仲間で、海面付近で比較的温度が高めの空気の上に、夜間の放射冷却で冷えきった空気があると、水平線から現れる朝日の形がゆがめられダルマのような形に見えます。