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【近畿】名張川で氾濫が発生

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2017/10/22 21:20 ウェザーニュース

大阪管区気象台によると、奈良県・三重県・京都府の県境付近を流れる名張川では、宇陀川0.6km(右岸)付近において氾濫が発生しました。
付近にお住まいの方は、直ちに市町村からの避難情報を確認し、高い場所に移動するなど身の安全を図ってください。

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名張川氾濫発生情報(22日20時30分発表)

◆雨量
多いところで1時間に40ミリの雨が降っています。
名張川流域:
20日20時10分〜22日20時20分までの流域平均雨量:243ミリ
22日20時10分から22日23時10分までの流域平均雨量の見込み:80ミリ

◆水位・流量
名張川の水位観測所における水位は次の通りと見込まれます。
名張水位観測所(名張市):
 22日20時10分の現況 7.51m(水位危険度レベル3)
 22日21時10分の予測 7.65m(水位危険度レベル4)
 22日22時10分の予測 7.82m(水位危険度レベル4)
 22日23時10分の予測 8.04m(水位危険度レベル5)

※水位危険度レベル
・レベル1:水防団待機水位から氾濫注意水位まで
・レベル2:氾濫注意水位から避難判断水位まで
・レベル3:避難判断水位から氾濫危険水位まで
・レベル4:氾濫危険水位から氾濫発生まで
・レベル5:氾濫の発生以降

近畿南部は400mm超の大雨となる恐れ

雨風のピークは未明で、1時間に60から80mm/hほどの雨が降り、激しい所では100mm超えの雨となる恐れがあります。

▼現在の雨雲の様子
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※最新の雨雲レーダーが表示されない場合は、オリジナルサイトよりご確認ください。

総降水量は23日夜9時までの多いところで近畿南部は400mm超の大雨となる恐れも。雨が降り続けるため、道路冠水や河川の増水、土砂災害に引き続き警戒してください。
>>大雨避難時の注意点はコチラ

今後も川の危険な状態が続く

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雨が弱まってきても、しばらくは堤防が決壊するなど川の危険な状態が続きます。川には絶対に近づかないでください。
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