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紀伊半島で記録的な大雨 今後も東海で大雨の恐れ

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2017/10/22 16:39 ウェザーニュース

超大型で非常に強い台風21号は、日本列島に向かって接近中。秋雨前線や台風の外側の雨雲によって、関東や紀伊半島、四国では強い雨が降っています。

和歌山では10月としては観測史上最多を更新する大雨も

15時までの1時間に、千葉県東庄町で33mm、和歌山県南紀白浜空港で31mmの強い雨となりました。

また、台風接近前から大雨となっているところも。15時40分までの48時間雨量が、和歌山県新宮市では新宮499.0mmとなり、10月としては観測史上最多を更新する大雨となっています。

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引き続き大雨に警戒

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今夜から明日23日(月)早朝にかけて台風が最接近し、この雨はさらに激しさを増す恐れがあるため、大雨暴風に厳重警戒が必要です。

雨風のピークは未明で、1時間に60から80mm/hほどの雨が降り、激しい所では100mm超えの雨となる恐れがあります。総降水量は23日夜9時までの多いところで近畿南部は400mm超、関東や東海でも300mmほどとなる恐れも。雨が降り続けるため、道路冠水や河川の増水、土砂災害に引き続き警戒してください。

◆23日(月)12時までの予想雨量
(多いところで)

  東海        600mm
  近畿・北陸    400mm
  関東・甲信    300mm
  中国・四国・東北 250mm

暴風や高波にも警戒
また、風も強く暴風となり、強いところで太平洋側沿岸は40m/s、内陸でも30m/sの恐れがあります。
交通機関への影響も懸念されるため、最新の情報を確認し、対策は早めに行うようにしてください。

沿岸は波が高く、10m超えになる所もあります。高潮にも警戒が必要です。

現在の雨雲の様子
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