facebook line twitter mail

【台風21号】首都圏鉄道網、始発から影響多数か
出勤時間の調整を

2017/10/22 16:20 ウェザーニュース

接近する台風21号の影響で、週明けの交通機関に大幅な乱れが予想されます。特に通勤客の多い鉄道機関の主要路線について運転見合わせのリスクを分析してみました。
>>各都道府県毎の詳しい交通予測

box0
上の表は、今夜から明日23日の午前中にかけて、東名阪の主要路線が運転見合わせになるリスクを表にしたものです。

鉄道は強風によって影響を受ける事が多く、最大瞬間風速が25m/s以上で速度規制、30m/s以上で運転見合わせが一般的な基準とされています。

もちろん、これらの基準は各社で異なっておりますが、仮にこの基準に当てはめた場合、どうなるのか主要路線に絞ってシミューレーションしました。

━首都圏エリア━

始発ほど影響が大きく、そのため午前中は影響が残っている可能性があります。

・運転見合わせレベル
 1)中央線、京葉線や千葉県内一部路線など。お昼にかけて順次回復していくものの遅延などの影響が残る可能性がある。
 2)首都圏の特急・急行・長距離路線(湘南新宿ラインなど)

・運転本数の減少レベル
 首都圏の多数の路線、山手線や京浜東北線など

━東海・近畿エリア━

始発の時間帯を中心に一部で運休の可能性あり。通勤時間帯は徐々にダイヤの乱れが解消してくる所も。

・運転見合わせレベル

 東海道本線など主要路線。(一部路線で通勤時間帯まで遅れや最悪一部運休の可能性)

 東海/近畿エリアは既に公式情報が出てきており、5時台から7時台の一部列車を運休させる模様。

━東海道/東北新幹線━

・一部運転見合わせレベル

東海道新幹線…始発頃は一部の区間で運転見合わせの可能性。午前中も遅延などのダイヤが残る可能性あり。

東北新幹線…強風で日中帯(9時頃以降)夕方にかけて東北地方の一部区間で運転見合わせの可能性あり。

週明け通勤は時間調整を
詳しい情報は各種機関情報で

box5
以上のように週明けは広範囲で始発から大幅にダイヤが乱れる可能性があります。

通常の通勤時間帯では会社にたどり着けないリスクが有りますので、時間帯を遅めにするなどの調整が可能であればオススメいたします。

なお上記情報は台風の暴風域に入る確率をもとに主要路線の影響度合いを想定したもので確定情報ではありません。

この後、各鉄道会社より、今夜から明日の運行情報が発表されてきますので、さまざまな情報を確認しつつ、時間調整などを考慮ください。
>>各都道府県毎の詳しい交通予測
  • お天気トピックス
    もっと見る

  • weathernewsのtwitterアイコン

    毎日の天気から防災・地震速報まで
    役立つ情報を日々配信中!

  • 公式SNSアカウント