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【新燃岳】連続噴火はいったん停止
警戒は継続を

今朝の新燃岳の様子(ウェザーニュース設置ライブカメラより)
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2017/10/17 09:29 ウェザーニュース

活発な噴火活動を続けている霧島連山の新燃岳では、14日15時05分に発生した噴火が17日00時30分頃に停止したもようです。

警戒エリアは火口から3kmに拡大されたまま

 14日から続いていた噴火はいったんおさまりましたが、依然、活動が活発な状態にあることには変わりありません。新燃岳火口から概ね3kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒するよう呼びかけています。噴火警戒レベルは3(入山規制)が継続されています。

 以下の市町村では、火口周辺で警戒をしてください。

宮崎県:小林市、高原町
鹿児島県:霧島市

17日(火) 火山灰の拡散予想

今日17日(火)は、噴煙が火口上約1500m以上(海抜約3000m以上)まで届くような噴火の場合は、火山灰が東北東〜東方向へ流れる風向きとなります。このため、宮崎市などへも流れる可能性があります。

防災上の警戒事項

・火口から概ね3kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。

・噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

・風下側では火山ガスにも注意してください。また、地元自治体等が発表している火山ガスの情報にも留意してください。

・爆発的噴火が発生した際には、大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。
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