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北海道は「雪起こし」の雷に注意

2017/10/16 19:29 ウェザーニュース

今朝は、北海道標茶町でマイナス4.7℃まで下がり、今季一番の冷え込みとなりました。冬が近づいています。

道北エリアで「雪起こし」

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「雪起こし」とは、冬が始まる頃に発生する雷のことです。地方によっては、「雪おろし」「鰤(ブリ)起こし」「鰰(ハタハタ)起こし」という呼び名もあります。
上空に強い寒気が流れ込む季節になると、日本海側エリアで、雷鳴が轟くのを号令に雪が降るようになります。

強い寒気が南下
17日夜以降は平地でも初雪の可能性

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明日17日は、小さな低気圧や前線が北海道を通過し、雨を降らせた後に、道北エリアの上空5500m付近に-36℃以下の今季最も強い寒気が流れ込み、雲が急発達しやすくなります。

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このため、明日の夕方以降は、道北エリアを中心に、雷や突風、アラレの恐れがあります。「雪起こし」の雷となりそうです。さらに、山間部はもちろん、道北や道東の内陸エリアは、平地でも、朝晩に雪が混じって、今シーズンの「初雪」となる可能性があります。
冬タイヤへの交換など、冬支度が急がれます。

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