10月9日には火山性微動が発生
GNSS連続観測によると、2017年7月頃から霧島山を挟む基線で伸びの傾向がみられており、霧島山の深い場所で膨張している可能性があります。
最近の火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。
最近の火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。

※回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります
火山性微動とは、マグマや熱水の移動等に関連して発生する地面の連続した震動。
(気象庁:「火山の概況」で用いる語の解説より)
防災上の警戒事項等
2011年の様子
・火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。
・噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
・爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
・引き続き地元自治体等が行う立入規制等に従ってください。
※気象庁の火山解説より引用
・噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
・爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
・引き続き地元自治体等が行う立入規制等に従ってください。
※気象庁の火山解説より引用
火山灰の拡散予想
火口付近の風向きにより、9時~12時までは火口から東の方向に火山灰が流れそうです。その後、噴煙は東から南側、西側に流れる風向きに変化し、21時~24時頃までは火口から北西方向に火山灰が拡散すると予想されています。
こちらは、噴煙が火口縁上1000mまで上がった場合の予想になります。
また、火口から2km以内では、小さな噴石の落下が予想されます。屋内や頑丈な屋根の下などに避難してください。
こちらは、噴煙が火口縁上1000mまで上がった場合の予想になります。
また、火口から2km以内では、小さな噴石の落下が予想されます。屋内や頑丈な屋根の下などに避難してください。