facebook line twitter mail

通常の波(風浪)と津波の違い

2018/01/17 11:24 ウェザーニュース

一見同じのようにみえる1mの波(波浪)と1mの津波。それぞれの意味合いが全く異なり、危険度が大きく異なります。
>>最新の津波情報

波の長さが異なる「波浪」と「津波」

box0
波浪と津波の大きな違いは1つの波の長さ「波長」にあります。普段海岸に到達する波は波長が数m〜数百m程度と言われいますが、津波となると波長は数km〜数百kmと単純計算で1,000倍も違います。

波長が違うと動かす水の量も異なる

波浪は海面付近の海水だけが移動するのに対し、津波は底から海面まで海水全体が押し寄せてきます。また、津波は勢いが衰えずに連続して押し寄せ、沿岸での津波以上の高さまで駆け上がります。

大きく揺れたら高台に避難

海岸の近くで大きな揺れを感じたら、津波が発生する可能性があります。身の安全の確保を最優先し、近くの高台への避難をするよう心がけましょう。
>>最新の地震情報
>>最新の津波情報

参考資料など

気象庁:津波について
  • お天気トピックス
    もっと見る

  • 公式SNSアカウント