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震度とマグニチュードの関係

2018/10/23 18:48 ウェザーニュース

地震の状況を表すものとして、「震度」や「マグニチュード」という言葉が使われています。
似たような数字になることもありますよね。
この二つの言葉、意味合いはちょっとちがうものになります。

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震度:ある地点での揺れの強さ

「震度」はある地点での地震の揺れの強さを示したものになります。

日本では震度0から震度7までの10階級に分けて、その地点がどれだけの強さで揺れたかを表しています。
※震度5と震度6については、震度5弱、震度5強、震度6弱、震度6強というように、強弱2つの震度があります。

マグニチュード:地震の規模

「マグニチュード」は地震のそのものの規模を表したものになります。

マグニチュードの値が1大きくなると、その地震のエネルギーは31.6倍になり、マグニチュードの値が2大きくなると、エネルギ-はちょうど1000倍になります。

つまりマグニチュード7の地震は、マグニチュード5の地震の1000回分のエネルギーを持っていることになるのです。

震度とマグニチュードの関係

その地点がどれだけ強く揺れるかというのは、地震そのものの規模がどれだけ大きいのかに左右されます。

ただ、いくら地震の規模が大きくても、その地震が遠くで発生したり、地下の深いところで起こったものであれば、震度は小さなものになります。
反対に、地震の規模が小さくても、その地震を震源の近くで感じれば、震度は大きなものになります。
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