火山の活動状況
10月5日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、これまでと同様、西側斜面の割れ目付近及び割れ目の下方で噴気と弱い熱異常域を確認しました。
新燃岳では、9月23日頃から火山性地震が増加しており、10月4日から更に増加しています。5日23時までの24時間で87回発生しました。火山性微動は観測されていません。
これらの地震の増加に伴う地殻変動は認められませんが、GNSS連続観測では、霧島山を挟む基線で2017年7月頃から霧島山の深い場所で膨張する傾向が認められています。
今後の火山活動の推移に注意してください。
新燃岳では、9月23日頃から火山性地震が増加しており、10月4日から更に増加しています。5日23時までの24時間で87回発生しました。火山性微動は観測されていません。
これらの地震の増加に伴う地殻変動は認められませんが、GNSS連続観測では、霧島山を挟む基線で2017年7月頃から霧島山の深い場所で膨張する傾向が認められています。
今後の火山活動の推移に注意してください。
火山性地震とは
火山性地震とは、火山やその周辺で発生する地震の総称で、地下で何らかの破壊現象が起きて発生すると考えられます。即、噴火につながるとは限りませんが、火山活動の高まりを示す指標のひとつと見られます。
防災上の警戒事項など
火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
また、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に従ってください。
噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
また、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に従ってください。