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十五夜に現れる
お月見どろぼうとは!?

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2017/10/04 06:48 ウェザーニュース

4日(水)は中秋の名月・十五夜。
秋のお月見を楽しむ人が多い中、「お月見どろぼう」なる者がいることがわかりました!
一体、どういう者なのか調べてみました。

お月見どろぼうの正体

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お月見どろぼうは、各地で行われている子供たちのお月見イベントのひとつ。

中秋の名月(十五夜)に飾られているお月見のお供え物を、この日に限って竿のような長い棒の先に釘や針金をつけてお団子を盗んだそうです。

子供たちは月からの使者と考えられていたといわれ、

・お団子を盗られることは縁起が良い。
・お団子を盗られた農家は豊作になる。
・盗んだお団子を食べた子は長者になる。
・七軒盗んで食べると縁起が良い。

といういわれの元、この日に限り盗むことが許されていました。お供えする側も縁側の盗みやすい位置にお供えするなど工夫していました。

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現在では「お月見くださ〜い」、「お月見泥棒でーす」などと声をかけて、各家を回りお菓子をもらう風習が残っています。(以上WikiPedia、スクランブルネットより)
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悪者ではなかった(^ ^;)…まるで和風なハロウィン。こんな風習が残っていたんですね!

過去にもウェザーニュース会員からリポートが届いていました。

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かえるんさん福島県石川郡:2015-9-27
「この辺りでは「お月見どろぼう」と言って、この日は子供達が近所を廻りお菓子(昔はお供え物)をもらって歩く習慣があります。今日も賑やかに子供達が歩いていました(*^_^*)」

気になるお月見の天気は?

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中秋の名月見えるかなマップ
10月4日(水)夜は、移動性高気圧に覆われ、西日本、東日本は綺麗なお月様が見えるチャンス大!
北日本も太平洋側を中心に期待できます。

静岡や沖縄は高気圧縁辺の湿った風の影響で雲が広がりやすくなりますが、雲間からのすき間でチャンスは十分。

寒気の影響で雲が多い北日本の日本海側は遅い時間ほどチャンスがあります。

また、九州北部は上空の気圧の谷の通過で段々と雲が増加するため、こちらは早めの時間の観賞をおすすめします。

夜は北日本で冷え込み、東・西日本も肌寒くなる予想ですので、羽織るものなどを用意して、お月見をお楽しみください。
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