<理由1>過去にM8クラスの3つの地震が同時に発生

専門調査会によると、1605年の慶長地震(M7.9)、1707年の宝永地震(M8.6)では、東海地震・東南海地震・南海地震が3つ同時に発生したと言われています。また、1854年に発生した地震でも安政東海地震(M8.4)の32時間後に安政南海地震(M8.4)が発生しています。
<理由2>震源想定域内では100〜150年の周期で地震が発生し、発生周期に迫っている

過去100~150年ほどの周期で大地震が繰り返し発生しています。そしてその周期から見ると、すでにいつ起きてもおかしくない時期にきていると言われています。
東海地方と同じように、中部地方から九州にかけての太平洋側でも、「南海地震」や「東南海地震」といった大地震が繰り返し発生しています。
東海地方と同じように、中部地方から九州にかけての太平洋側でも、「南海地震」や「東南海地震」といった大地震が繰り返し発生しています。
<理由3>広範囲で10メートルを超える大津波が襲来する可能性
この震源域で地震が発生すると、太平洋沿岸の広い地域に津波の来襲が予想されます。特に、伊豆半島南部、駿河湾から遠州灘、熊野灘沿岸及び伊豆諸島の一部では5メートルから10メートル、ところによってはそれ以上の大津波となるおそれがあります。相模湾と房総半島では、ところにより3メートル以上と予想されます。
>>最新の津波情報の入手はこちら
>>最新の津波情報の入手はこちら
大きく揺れたら高台に避難を
