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【北日本】第1回花粉飛散傾向

2017.10.3発表

2017/10/04 10:32 ウェザーニュース

▼各エリアの見解をチェック
北海道東北北部東北南部

■北海道(※シラカバ花粉)
2017年よりやや減少も平年以上

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過去10年の花粉飛散量と2018年予想
飛散量予想
2018年シーズンのシラカバ花粉の飛散量は、平年よりやや多い111%、2017年シーズンの85%となる予想です。

■夏の天候
2017年の夏は、8月は冷たい北東風の影響で道東を中心に曇りや雨の日が続きましたが、その他は高気圧に覆われて晴れた日が多く、雄花の生長に適した天候となりました。

■飛散量予想
飛散量は2017年シーズンよりやや少ない見込みですが、平年を上回る予想なので、油断せずに対策をしてください。

    平年比 2017年比
北海道 111% 85%

■東北北部
岩手県・秋田県は平年よりやや少

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過去10年の花粉飛散量と2018年予想
飛散量予想
■夏の天候
2017年の夏、青森県は高気圧に覆われて日照時間が前年の夏よりも日照時間が多くなりました。
一方、秋田県は前線、岩手県では8月に“やませ”の影響で日照不足となり、雄花の生長に不向きな天候となりました。

■飛散量予想
青森県では平年比、2017年比ともにアップする予想です。
秋田県や岩手県は平年よりやや少ないものの、岩手県では、飛散量が少なかった2017年シーズンを上回る予想となっているため、油断せず対策をしてください。

   平年比 2017年比
青森 117% 107%
岩手   68% 121%
秋田   76%   85%

なお、東北北部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。

■東北南部
各県とも平年を下回る予想

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過去10年の花粉飛散量と2018年予想
飛散量予想
■夏の天候
2017年の夏、日本海側は高気圧に覆われて日照時間は平年並となりましたが、太平洋側では8月は“やませ”の影響で記録的な日照不足となり、雄花の生長に不向きな天候となりました。

■飛散量予想
2018年シーズンの飛散量は平年より少ない予想です。
ただし宮城では、飛散量が少なかった2017年シーズンよりやや多い予想なので、症状が辛い方は特に対策が必要です。

   平年比 2017年比
宮城   61% 116%
山形   67%   97%
福島   53%   86%

なお、東北南部で春に多く飛散するのはスギ花粉で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。

参考資料など

※「平年」について
夏の天候:1981年〜2010年の30年間平均
花粉飛散量:2008年〜2017年の10年間平均
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