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筑波山に笠雲が出現!

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2017/10/02 07:51 ウェザーニュース

今日は、茨城県の筑波山に笠雲が現れています。ウェザーニューススタッフの依田キャスターより桜川市のそば畑から報告が届きました。

笠雲(かさぐも)とは?

まるで山が帽子をかぶっているかのように、頂上付近に丸い雲がかぶさることがあります。このような雲を「笠雲(かさぐも)」と言います。

以下のような状況のときに発生します。
上空の空気が暖かい
上空に湿った空気が存在
上空の風が強い

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上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって上昇し雲が発生。

このとき、上空の風が強いと、風上側の斜面で雲が発生し風下側の斜面で雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって山頂付近に雲が止まって見えます。

これが山頂部分に笠をかぶせたような雲となるため、「笠雲」と呼ばれます。

県内からの報告

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左:つくば市   右:石岡市
茨城県の各地からもウェザーニュース会員から報告が届いています。

週スタートは各地で傘の出番。早朝は関東で朝焼けが見えましたが、笠雲もまた天気下り坂のサインです。
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