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【紅葉】北・東日本の山はやや早め。10月連休は見頃のところも

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2017/10/02 11:34 ウェザーニュース

まだまだ日差しは力強いものの、さわやかな風に秋を感じるこの頃。

今年もすでに北日本や東日本の標高の高い山では見頃を迎えています。

今年は紅葉の見頃の時期はどうなのか?ウェザーニュースの予報センターがズバリ今年の紅葉の見頃を予想しました。

【全国】東北の平野部から九州は平年並の見頃に

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葉が色付く時期は秋の気温と深く関係しています。気温が低いと色付く時期が早まりますが、気温が高いと色付く時期が遅くなります。

今シーズンは9月上旬から中旬にかけては、寒気を伴った低気圧が周期的に通過したことで平年よりも気温が下がりました。この影響で、大雪山旭岳(北海道)では平年より6日早い見頃を迎え、八幡平(岩手県)でも平年より5日早い見頃を迎えました。
また、中部でも上高地の涸沢(長野県)や立山黒部アルペンルートの室堂平(富山県)などの標高が高い山では、平年並~やや早めの見頃を迎えている所があります。

今週は、10月4~5日頃をピークに寒気の流れ込みが強まります。このため、北海道や東北、中部の山々で葉の色付きがさらに進み、豊平峡ダム(北海道)や岩木山(青森県)などで見頃を迎え、週末の3連休(7~9日)は紅葉狩りを楽しめるところが増えそうです。
その後、11月にかけては西日本を中心に平年並の気温となる所が多く、まだ色付きが進んでいない所では平年並の見頃となる予想です。関東や東海、中国では、11月は平年よりもやや高めの気温を予想しますが、よく晴れた朝晩は放射冷却現象で気温が下がり、葉の色付きが進むことが考えられるため、概ね平年並の見頃時期となりそうです。

鮮やかさ:全国的に鮮やかな紅葉に期待

葉が鮮やかに色付くためには、日差しと雨が適度にあり、気温がしっかりと下がることが大切です。

今シーズンの9月は低気圧と高気圧が交互に日本列島に訪れ、天気は秋らしく周期的に変化しました。このため、既に見頃を迎えている北日本では綺麗な色付きとなりました。

10月から11月にかけても天気は周期的に変化する予想です。このため、葉が鮮やかに色付くために必要な十分な日照や雨、朝晩の冷え込みが見込めることから、全国的に鮮やかな紅葉が期待出来ます。


このほか全国750カ所の名所ごとの見頃予想日や紅葉狩りの計画に役立つ情報は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「紅葉Ch.」などで公開しています!
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