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コーヒーの日。飲むならホット?アイス?

2017/10/01 21:34 ウェザーニュース

10月1日は「コーヒーの日」。コーヒーの新年度が始まるのが10月で、さらに日本では秋冬期にコーヒーの需要が高くなることから、1983年に全日本コーヒー協会によって、定められました。

ということで緊急調査!

ゆっくりと秋が深まって行くこの時期…「今飲むならホットかアイスか」を全国調査しました。

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全国の結果を見ると、アイスとホットの割合はどちらも約4割と、拮抗しています。
また、2割程度の方は、1年中ホット・アイスと回答。確かに、季節を問わずどちらかを好む方もいらっしゃいますよね。

エリア別に見ると…

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上のグラフは、1年中ホット・アイスの回答を除いたエリア別の割合です。

30℃を超える暑さが続いている沖縄はアイスが9割を占めています。
その他の地域は関東を除き、ホットがアイスを上回る結果となりました。特に中国エリアではホット率が約7割と、最も高くなっています。

この結果を、最高気温から見ていきます。

最高気温から検証

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上の表は、今日10月1日の主要都市の最高気温です。

◆沖縄の場合
アイス率が9割を超えた沖縄は、30℃を超える暑さ。与那国島では32.4℃と、10月としては過去最高となりました。アイスを飲みたくなるのも当然ですね。

◆中国エリアの場合
ホット率が最も高くなった中国エリアですが、広島市の最高気温を見ると23.7℃と、北日本に近い気温となっています。これは実は10月中旬並みの気温。朝は放射冷却によって冷え込み、昼間は湿った空気の影響で雲が広がったことで、気温があまり上がらなかったと考えられます。

◆関東エリアの場合
ホットよりもアイス率が高くなった関東ですが、最高気温は24.9℃と、名古屋や大阪よりも気温が低かったのです。それにも関わらず、なぜアイスを選んだ人が多かったのでしょうか?

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関東は暑いと感じた方が多数

上のマップは、今日11時〜12時の体感報告の分布です。
関東は、「カラッと暑い」という報告が多いことに加え、沿岸からは「ムシッと暑い」という報告も寄せられました。
気温は9月下旬並みとこの時期らしかったものの、強い日差しが照りつけたことで暑いと感じた人が多くなり、結果アイスコーヒーの需要が高まったものと考えられます。

今後の気温はどうなる?

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週中頃は上空に強い寒気が流れ込み、北日本を中心に気温が下がります。昼間でも肌寒いくらいの体感で、暖かい飲み物に手が伸びそうです。
ただ、週末には寒気が抜けて、西日本を中心に夏日が戻ってきます。まだアイスを飲みたくなることがありそうです。

沖縄は、週後半には雲が広がり真夏のような暑さは幾分落ち着くものの、まだまだ30℃を超える暑さ。冷たい飲み物でクールダウン、という人が多くなりそうです。

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参考資料など

・全日本コーヒー協会
http://coffee.ajca.or.jp/about/day
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