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東北沖で続く地震、発生メカニズムに違いあり

2017/09/27 10:00 ウェザーニュース

今日27日の早朝、岩手県沖を震源とするM6.0の地震が発生。盛岡市などで震度4を観測しています。
また、先週9月21日には三陸沖でM5.9の地震が発生しました。

2つの地震はいずれも東北地方の東の沖で発生し、地震の規模も近いものですが、その発生要因には大きな違いがあります。

2つの地震、発生要因に違いあり

9月21日の地震は「正断層型」で、アウターライズ地震と呼ばれるプレートが引っ張られることによって、起こる地震です。
一方、今日27日に発生した地震は「逆断層型」で、プレート境界付近で発生しやすいタイプになります。
どちらの地震も少なからず東日本大震災の影響を受けていると見られます。
メカニズムは違っても共通しているのは、地震の規模が大きくなれば津波を伴う点です。
地震の揺れそのものが小さくても、離れた海底で発生した場合は津波が発生する恐れがあります。

特に大きめの横揺れを感じたようなケースは、しっかりと地震の規模や震源を確認し、津波の有無を確認するのが良さそうです。
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