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週後半は北日本で初冠雪か!?

2017/09/28 09:15 ウェザーニュース

27日(水)〜28日(木)は前線の影響で、強雨や落雷、突風やヒョウの恐れがあります。

そして、低気圧・前線通過後は上空に強い寒気が流れ込み、標高の高い所では初冠雪の可能性が出てきています。

低気圧・前線通過後は気温低下

特に28日(木)は広範囲で雨が降ります。その雨は季節を進める雨となり、低気圧・前線の後ろに控えた寒気を呼び込みます。
上空5,500m付近の寒気予想(29日6時)
29日(金)には500hPa(上空5,500m付近)で-15℃以下の寒気が北日本を覆います。

そのため、降水(空気中の水分が地上に落ちてくること)があれば、山の上では雪として降り積もる可能性があります。

9月中の初冠雪は記録的?

「北海道の屋根」とも言われる大雪山の旭岳では、この時期の初冠雪は平年よりやや遅いようです。

しかし、東北の山々に目を向けると…

△蔵王
 最も早い記録は10月4日
△岩木山
 9月の初冠雪は1992年以来25年ぶり
△月山
 9月の初冠雪は1994年以来の記録

など、記録的な初冠雪になる可能性があります。

なお、中部エリアでは降水自体が予想されていないものの、立山では、9月の初冠雪は2008年以来のこととなります。
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