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満月じゃないことの方が多い!?中秋の名月とは

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2017/10/01 05:46 ウェザーニュース

私たちに最も身近で、古くから親しまれている月。そんなお月様を眺め・お供えをする「中秋の名月」が、4日(水)にあります。

そこで今回は、中秋の名月のちょっとした豆知識をご紹介!

仲秋?中秋?

中秋の名月と仲秋の名月はどっちが正しいの?と思っている方もいるかもしれませんが、一般に言われるのは「中秋の名月」です。

旧暦では7~9月を秋としており、7月を初秋、8月を仲秋、9月を晩秋と区別していました。
仲秋は8月全体を表しますが、中秋はちょうど秋の真ん中にあたる8月15日のみを指します。

秋の真ん中に見ることができる満月という意味なので「中秋の名月」が正しいと言われています。

中秋の名月は満月じゃない!?

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情報元:国立天文台
中秋の名月は必ずしも満月になるとは限りません。というのも、実際の月の満ち欠けの周期と旧暦が、完全には一致していないためです。

今年の10月は6日に満月となり、中秋の名月と満月の日は2日ずれています。今年の中秋の名月は、少し欠けたお月様を楽しめそうです。

お月見の楽しみ方

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お月見はもともと、収穫を祝う行事だったと言われています。
まんまるな満月は豊穣の象徴とされ、無事に収穫できた豆、米(粉にして団子状にしたもの)を月に供えていました。
この風習は今でも取り入れているところが多いですよね。

他にも、収穫したサトイモも供えられることが多く、そこから中秋の名月は「芋名月」とも呼ばれています。

また、お供え物の横にはススキが飾られることが多いですが、昔からススキは神様が宿るものと信じられていました。
さらには魔除けの力があると言われていたそうです。

ぜひ中秋の名月にあたる4日は、昔ながらの風習にならい、すすきやお団子などを用意してキレイなお月様を堪能してみてはいかがでしょうか。

参考資料など

【参考・参照元】
国立天文台「中秋の名月(2017年10月)」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/10-topics02.html
日比谷花壇「十五夜(中秋の名月)のすすきの意味は?お月見のお供え物について」http://www.hibiyakadan.com/lifestyle/z_0066/
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