中秋の名月

今年の中秋の名月は10月4日(水)。また、10月の満月は6日(金)です。
ところで、お月見といえば秋のイメージがありませんか?
月が天球上で通る道は、夏は低く冬は高く、春や秋はちょうど見上げるのに適した高さになります。
また「春霞」や「秋晴れ」という言葉があるように、秋の方が天気がよく月の鑑賞に適しています。
このため、お月見が楽しめる季節となっているのです。皆さんも、今月は幽玄な月の光を楽しんでみませんか。
ところで、お月見といえば秋のイメージがありませんか?
月が天球上で通る道は、夏は低く冬は高く、春や秋はちょうど見上げるのに適した高さになります。
また「春霞」や「秋晴れ」という言葉があるように、秋の方が天気がよく月の鑑賞に適しています。
このため、お月見が楽しめる季節となっているのです。皆さんも、今月は幽玄な月の光を楽しんでみませんか。
惑星の接近

金星と火星が最接近
10月上旬、東の空で金星と火星が接近します。
10月上旬、金星は火星よりも空の高い位置に見えています。ところが、日を追うごとに金星の高度が徐々に下がり、火星の高度が上がっていきます。
そして、6日(金)日の出前のまだ暗い空で金星と火星の見かけの位置が最接近する様子を観察することができます。
10月上旬、金星は火星よりも空の高い位置に見えています。ところが、日を追うごとに金星の高度が徐々に下がり、火星の高度が上がっていきます。
そして、6日(金)日の出前のまだ暗い空で金星と火星の見かけの位置が最接近する様子を観察することができます。
土星の環が最も開く

土星は地球と同様に傾いた状態で公転しています。そのため、土星の赤道面に沿って広がっている環の見え方は年々変化します。
今年2017年は土星の北側が最も地球(太陽)の方向に傾くような位置となります。そして17日(火)、地球から見て土星の環が最も開いて見えるようになります。
◆土星の出没時刻(17日、東京)
出:10:33、没:20:24
今年2017年は土星の北側が最も地球(太陽)の方向に傾くような位置となります。そして17日(火)、地球から見て土星の環が最も開いて見えるようになります。
◆土星の出没時刻(17日、東京)
出:10:33、没:20:24
月と惑星の接近

月と金星、火星の接近
10月上旬に惑星同士で最も接近した金星と火星は、18日(水)に新月前の細い月に近づきます。
夜明け直前の東の低空ではありますが、金星が明るく目立っているので見つけやすくなっています。
夜明け直前の東の低空ではありますが、金星が明るく目立っているので見つけやすくなっています。

月と土星の接近
金星と火星に別れを告げた月は、24日(火)の夕方から夜に土星に近づきます。
20時頃には土星が地平線の向こうに隠れてしまうので、帰宅時に空を見上げるのがいいタイミングかもしれません。
20時頃には土星が地平線の向こうに隠れてしまうので、帰宅時に空を見上げるのがいいタイミングかもしれません。
オリオン座流星群

有名なハレー彗星を母天体に持つ流星群「オリオン座流星群」が21日(土)に見頃を迎えます。
今年は新月直後の好条件。月明かりに邪魔されることなく観測するチャンスです。
ウェザーニュースでは、オリオン座流星群の生中継を予定しています!21日(土)夜は、ぜひこちらもお楽しみください。(詳細は後日に別記事でお知らせ予定)
今年は新月直後の好条件。月明かりに邪魔されることなく観測するチャンスです。
ウェザーニュースでは、オリオン座流星群の生中継を予定しています!21日(土)夜は、ぜひこちらもお楽しみください。(詳細は後日に別記事でお知らせ予定)
参考資料など
【参考・参照元】
『天文年鑑(2017)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ(2017年10月)』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
『天文年鑑(2017)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ(2017年10月)』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/