霧について
空気中の水蒸気が気体から液体に変化し、小さな水滴となって空気中に漂っている現象です。
そもそも、水蒸気が気体として存在するのには限度があり、限度をこえると液体となります。
そもそも、水蒸気が気体として存在するのには限度があり、限度をこえると液体となります。
ちなみに、液体となった水が空気中に浮遊していれば霧、物に付着していれば露となります。
また、霧と似た「もや」は視程が1km以上10km未満で、霧は視程が1km未満の場合を言います。
また、霧と似た「もや」は視程が1km以上10km未満で、霧は視程が1km未満の場合を言います。
秋によく見ることが出来る霧
放射霧
放射冷却によって地表付近の空気が冷やされることで発生。
特に風の弱い盆地で見ることができます。
特に風の弱い盆地で見ることができます。
前線霧
温暖前線から降る比較的暖かい雨が、前線の下にある寒気内で水蒸気となり、再び冷やされると霧が出来ます。 これが前線霧です。
通常は地上で発生する霧ですが、写真のように山から霧が下りてくるような現象を「逆さ霧」と言ったりします。
通常は地上で発生する霧ですが、写真のように山から霧が下りてくるような現象を「逆さ霧」と言ったりします。
蒸気霧(川霧)
暖かい水面から蒸発した水蒸気が冷やされて、湯気のような霧が発生します。移流霧
暖かく湿った空気が冷たい界面上へと流れこむことで発生する霧で、夏に北海道から三陸沖で発生する海霧などが該当します。様々な表情を見せてくれる霧ですが、濃霧となると見通しが悪くなることも。車を運転される方は特にご注意ください。