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【台風18号】九州、四国、本州、北海道の全てに上陸した初の台風に

2017/09/19 12:59 ウェザーニュース

3連休に全国各地へ影響をもたらした台風18号。史上初、日本の本土4島(九州・四国・本州・北海道)に全て上陸した台風となりました。

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台風18号は強い勢力で沖縄先島に接近後、17日の午前11時半頃に九州の鹿児島県に上陸、さらに午後には四国の高知県へと再上陸しました。

進路をやや北に向け、夜のうちに今度は本州の兵庫県に再上陸。日本海へ抜けた後に日付をまたいで18日昼には北海道へ再上陸しました。(道内でも複数回上陸し今回の台風だけで5回も上陸しています。)

日本の本土を構成する主な5つの島のうち、上陸と表現する4島(九州・四国・本州・北海道)に上陸するのは統計を開始した1951年以降初となります。
※なお、沖縄先島の上空を台風が通過したとしても気象庁では「上陸」という定義は使わず「通過」と表現します。

秋の台風は日本列島を直撃しやすい

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台風は太平洋高気圧の縁に沿って北上します。秋になって太平洋高気圧の勢力が弱まると、台風の通り道となる太平洋高気圧の縁がちょうど本州付近となり、台風が本州を直撃しやすくなるのです。

まだ今後も台風が生まれる可能性はありますので、このような台風の特徴を知り、備えなどに活用していただければと思います。

もっと詳しく⇒イキナリ感が怖い「秋台風」とは?気をつけたい3つの特徴
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