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【大分県】九州北部豪雨を超える雨の恐れも

2017/09/17 15:19 ウェザーニュース

 大分県は、台風が近づく前から、台風の周辺の雨雲「アウターバンド」によって、午前9時までの1時間に佐伯市付近で約110mmの雨が解析されるなど激しい雨が降りました。

すでにヒザ下冠水の報告も

大分県津久見市からの投稿(09-17 14:43)
 台風18号は、大型で、中心の北〜北東側に活発な雨雲を伴っています。さらに台風が中心が中国四国エリアへ進むまでは、南東〜東風が吹き付け続け、海から暖かく湿った空気を運んできます。大分県では地形の効果も加わり、活発な雨雲がかかり続け、激しい雨が続きそうです。

 この後も、県の南部を中心に、局地的1時間100mmを超えるような記録的な雨の恐れがあります。
大分県臼杵市付近の降水量
 秋雨前線の雨も含め、これまで3日間の雨量が、臼杵市や竹田市で300mm近くに達し、大雨となっていますが、この後さらに、多い所で200〜300mmの雨が加算される恐れもあり、引き続き、川の氾濫のほか、土砂災害に警戒が必要です。

 また、アウターバンドの積乱雲の下では、激しい落雷のほか、竜巻などの突風発生の恐れもあります。夕方までは、できるだけ安全な場所を確保し、外出は控えてください。
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