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大分県で1時間に120ミリの猛烈な雨に

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2017/09/17 15:24 ウェザーニュース

大分地方気象台は「記録的短時間大雨情報」を次々と発表しました。(15時40分現在) 発表された場所と時刻と1時間雨量は以下となっています。

(14時30分)大分県で記録的短時間大雨
・津久見市付近で約120ミリ
・佐伯市上浦付近で約110ミリ

(15時)大分県で記録的短時間大雨
 佐伯市佐伯付近で約110ミリ

(15時40分)大分県で記録的短時間大雨
 津久見市付近で約110ミリ

雨の状況

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大分県は、台風が近づく前から、台風の周辺の雨雲「アウターバンド」によって、激しい雨となっています。

台風18号は、大型で、中心の北〜北東側に活発な雨雲を伴っています。さらに台風が中心が中国四国エリアへ進むまでは、南東〜東風が吹き付け続け、海から暖かく湿った空気を運んできます。大分県では地形の効果も加わり、活発な雨雲がかかり続け、激しい雨が続きそうです。この後も、県の南部を中心に、局地的1時間100mmを超えるような記録的な雨の恐れがあります。

多い所で200〜300mmの雨が加算される恐れもあり、引き続き、川の氾濫のほか、土砂災害に警戒が必要です。
また、アウターバンドの積乱雲の下では、激しい落雷のほか、竜巻などの突風発生の恐れもあります。夕方までは、できるだけ安全な場所を確保し、外出は控えてください。

記録的短時間大雨情報とは?

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

一般的に、この情報はテレビのテロップで周知されます。
この情報が発表された地点は、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。

>>大雨避難時の注意点
>>防災情報と避難行動
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