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【台風18号】九州、中四国の大部分が暴風域に入る恐れ

2017/09/16 20:23 ウェザーニュース

台風18号は16日18時現在、東寄りに進んでいます。この後は段々と北寄りに進路を変え、九州に近づきそうです。風速25m/s以上の暴風域の直径が300km以上と広く、このまま進んだ場合は、17日(日)の未明にも九州の一部が暴風域に入ると予想されます。

16県が80%以上の確率で暴風域に

都道府県の一部が暴風域に入る確率(気象庁:16日15時発表)
上のマップの都道府県ごとの確率は、気象庁の「台風の暴風域に入る確率」より、都道府県内で1番高い確率を表しています。

上陸した場合はやや勢力が弱まるものの、暴風域を伴ったまま九州から中四国を縦断すると見られ、九州、中四国の18の県のうち、16の県では80%以上の確率で暴風域に入る見込みです。また、台風の進路に近い兵庫県や京都府は北部を中心に80%、福井県や石川県でも70%の確率で暴風域に入る予想で、今回の台風で西日本を中心とした多くの府県で暴風に見舞われる恐れがあります。

倒木、停電の恐れも

瞬間風速は平均風速の約1.5~2倍に達することがあり、暴風域内では局地的に30~40m/sを超えるような突風が吹いてもおかしくありません。倒木や停電の恐れがあります。進路に近い地域を中心に風による影響が大きくなりますので、飛びやすいものを事前に室内に仕舞うなど、しっかりと対策をしておいてください。
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