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うろこ雲とひつじ雲を一発で見分ける方法とは?

2017/10/01 05:15 ウェザーニュース

秋の空には様々な雲が姿を現します。
魚のうろこのようにみえる「うろこ雲」や、もこもこの羊の毛のような「ひつじ雲」。
どちらも秋らしさを感じる雲ですが、皆さんはこの2つの雲の違いをご存知でしょうか。

それぞれの特徴

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うろこ雲は、いわし雲なんて呼ばれ方もしますが、気象学的には巻積雲(けんせきうん)の一種に分類されます。
秋を代表する雲で、上空の高いところに発生します。
また、巻積雲は雲が薄く、太陽がすけるため陰ができません。

ではひつじ雲はというと、高積雲(こうせきうん)の一種です。
巻積雲と比べると、発生する場所が低く、雲が厚いため、底に陰があります。

指を使えば見分けられる!?

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発生する高さが違うということは、地上にいる私たちからの距離も異なってきます。
そのため、見かけの大きさでも判断することが可能と言われています。

手を伸ばして、小指または人差し指を1本立てます。雲の塊が小指に隠れた場合は、上空の高い所にできる巻積雲の可能性が高くなります。一方、雲の塊が人差し指からもはみ出してしまうようであれば、高積雲ということになります。

まとめ

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うろこ雲とひつじ雲の違いは…
・発生する高さ
・雲の色
・雲の大きさ


空を見上げた時に「あの雲はどっちかな…?」と思ったら、上記のポイントを思い出してみてください。

参考資料など

【参照・参考元】
石川県教員総合研修センター・いしかわ師範塾「1章 いろいろな雲を見てみよう」
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