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奈良県内で相次ぎ記録的短時間大雨情報

2017/09/12 08:02 ウェザーニュース

奈良地方気象台は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。(8時現在)

発表された場所と雨量は以下となっています。
 田原本町付近で約120ミリ
 広陵町付近で約110ミリ
 天理市付近で約120ミリ
 桜井市付近で約100ミリ
 三宅町付近で約100ミリ
 大和高田市付近で約120ミリ
 橿原市付近で約120ミリ
 桜井市付近で約120ミリ
 明日香村付近で約100ミリ

雨の状況

radar anim
東へ進む雨雲が通過して、サー、ザーザーと雨を降らせます。赤や黄色に映るエコーの下では、ゴォーーッと激しい雨が降ったり、雷雨になることも。強い雨の継続時間は1〜2時間くらいです。道路の冠水や河川の増水に注意してください。

大雨の要因

今日12日(火)は北日本を低気圧が通過します。その低気圧の中心から伸びる前線が西日本を通過するため、一時的に激しい雨となっています。

今後の見解

奈良市の激しい雨のピークは越えましたが、奈良県内は9時頃まで強雨に注意が必要です。
道路の冠水や鉄道など交通機関への影響にご注意ください。また、落雷や突風にも注意が必要です。
前線が通過した後は雨が止んでいきますが、その後もにわか雨の可能性があります。

記録的短時間大雨情報とは?

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

一般的に、この情報はテレビのテロップで周知されます。
この情報が発表された地点は、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。

>>大雨避難時の注意点
>>防災情報と避難行動
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