大型ハリケーンのまま上陸の恐れ
大型ハリケーン「イルマ」は、一時最も強い「カテゴリー5」まで発達しました。日本時間の10日午前9時現在は、中心気圧932ヘクトパスカル、最大風速54m/sで、日本の台風で言えば猛烈な勢力に近い「カテゴリー3」を維持して、キューバ中部の北岸付近を西北西に時速11kmで進んでいます。(アメリカ国立気象局より)
これまでの見解より西よりのコースを通っていますが、この先、北に向きを変えていき、カテゴリー3以上の大型ハリケーンのまま、フロリダ半島の西岸に接近もしくは上陸の恐れがあります。上陸後も北アメリカ大陸を北上し、テネシー州付近で熱帯低気圧へと弱まっていく見込みです。
これまでの見解より西よりのコースを通っていますが、この先、北に向きを変えていき、カテゴリー3以上の大型ハリケーンのまま、フロリダ半島の西岸に接近もしくは上陸の恐れがあります。上陸後も北アメリカ大陸を北上し、テネシー州付近で熱帯低気圧へと弱まっていく見込みです。
キューバ・バハマ・フロリダで要警戒
ハリケーンの進路を予想する世界の各機関の予想も揃っており、現地で10日(日)の深夜(日本時間で月曜日の昼頃)にフロリダ半島西岸に上陸の恐れがあります。現在、ハリケーンが最も近づいているキューバの沿岸エリアやバハマのほか、この先はフロリダ半島で、暴風や大雨、高波、高潮に警戒が必要です。
ハリケーン接近時には、フロリダ半島南部のキー・ウェストで風速47〜56m/s(瞬間65m/s)、ネープルズで49〜58m/s(瞬間74m/s)の暴風が予想されます。フロリダ半島南部では、14日まで5日間の雨量400〜500mm、高潮3〜4.5mが予想されます。(アメリカ国立気象局)
ハリケーン接近時には、フロリダ半島南部のキー・ウェストで風速47〜56m/s(瞬間65m/s)、ネープルズで49〜58m/s(瞬間74m/s)の暴風が予想されます。フロリダ半島南部では、14日まで5日間の雨量400〜500mm、高潮3〜4.5mが予想されます。(アメリカ国立気象局)