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鹿児島・屋久島で記録的短時間大雨情報

2017/09/05 06:11 ウェザーニュース

鹿児島県の屋久島では6時までにアメダスで1時間あたり117.5ミリという雨量を観測。9月では1位、全年では3位という記録です。
また、6時までの3時間雨量では233.0ミリとなっています。

解析雨量では屋久島町北部付近で約120mmを観測。鹿児島地方気象台は数年に一度の大雨とみて5日5時15分に「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

雨の状況

radar anim
周辺に点在する雨雲が通過して雨を降らせます。活発な雨雲が通過して、ザッと激しい雨が降ることも。道路の冠水や河川の増水、落雷による停電にも注意してください。

大雨の要因

南から湿った空気が流れ込んでいることに加え、九州の南西海上で低気圧が出来つつあり、その周囲で雨雲が非常に発達しています。

今後の見解

激しい雨のピークはあと1~2時間で、9時頃までは強雨に注意が必要です。
また、この活発な雨雲は九州南部(特に鹿児島の大隅や宮崎)、四国の太平洋側にも流れ込む恐れがあります。

記録的短時間大雨情報とは?

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

一般的に、この情報はテレビのテロップで周知されます。
この情報が発表された地点は、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。

>>大雨避難時の注意点
>>防災情報と避難行動
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