【北日本】紅葉見頃予想2017
2017/11/07 11:37 ウェザーニュース
北日本エリアの今年の紅葉見頃予想です。
今年も北海道の高い山から色づきが始まり、9月中旬には、八幡平(秋田県)などで見頃の時期が5日ほど早くなりました。
10月は平年並の気温で経過したことで、鳴子峡(宮城県)など多くの名所が平年並の時期に見頃を迎えました。
ただ10月後半になると、法体の滝(秋田県)や十和田湖畔(秋田県)など秋田県の一部では、台風の強風によって葉が散ったところもありました。
北海道の見頃予想
高い山ではやや早めの見頃も、10月中旬以降は平年並の見頃に
9月は上旬から中旬にかけて周期的に強い寒気が流れ込んだ影響で、標高が高い山では平年よりも色付きが早まりました。大雪山旭岳では平年より6日早い見頃を迎え、十勝岳や然別湖でも平年よりも6~10日早い見頃を迎えています。
今週は、10月4~5日をピークに寒気の流れ込みが強まり、色付きが一層進みます。このため、豊平峡ダムや知床五湖など、既に色付きが進んでいる名所では平年よりも早めに見頃を迎え、週末の3連休(7~9日)は紅葉狩りを楽しめるところが増えそうです。その後、10月中旬から下旬は平年並の気温が予想されるため、まだ色付きが進んでいない所では平年並の見頃を迎える予想です。
天気はこの先も周期的に変化します。色付くための適度な日照や雨が見込め、鮮やかな色付きが期待出来ます。
東北の見頃予想
今年の紅葉シーズンは11月中旬まで、ラストチャンスを堪能!
現在は標高の高い山から落葉が進む一方、盛岡城跡公園(岩手県)やあづま総合運動場(福島県)など平野部では見頃を迎えています。
11月10日(金)〜12日(日)には発達した低気圧の影響で風が強まり、見頃が終盤となっている地域では落葉がさらに進む可能性があります。
今年の紅葉シーズンは11月中旬までとなるので、ラストチャンスの紅葉をお楽しみください。
(※北海道の紅葉シーズンは、ほぼ終了しました)