笠雲は一般的には天気下り坂のサイン。ただ、こちらは天気下り坂のサインでは無いようです。
東の海上にある秋雨前線が遠ざかる過程で、岩手山山頂付近(標高2,038m)の上空がまだ湿っていて、強い北風が吹いています。強い風が山頂を乗り越える時に、湿った空気を押し上げて笠雲が発生したと考えられます。
前線は東へ離れつつあり、上空は乾いていく見込みです。「笠雲が消える」という変化が天気回復のサインとなります。
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