実は昼のほうが…
秋分の日は春分と同様に昼と夜の長さが同じになると言われています。
しかし、昨年の東京の日の出、日の入時間をもとに比較してみると、昼の時間が12時間9分、夜の時間が11時間51分と昼のほうが長くなっています。
なぜかというと、日の出は太陽が地平線から顔を見せた瞬間で、日の入は太陽が地平線から消える瞬間。つまり、この定義によって必然的に太陽1個分、昼の方が長くなるのです。
しかし、昨年の東京の日の出、日の入時間をもとに比較してみると、昼の時間が12時間9分、夜の時間が11時間51分と昼のほうが長くなっています。
なぜかというと、日の出は太陽が地平線から顔を見せた瞬間で、日の入は太陽が地平線から消える瞬間。つまり、この定義によって必然的に太陽1個分、昼の方が長くなるのです。
また、地平線に近い太陽の光は、大気中を通る過程で屈折し、太陽が実際の位置よりも若干浮き上がって見えます。
私達が見ている太陽の位置と実際の位置が違うため、昼と夜の長さにも違いが出てきてしまうのです。
私達が見ている太陽の位置と実際の位置が違うため、昼と夜の長さにも違いが出てきてしまうのです。
お彼岸を過ぎれば
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉は、皆さんも一度は耳にしたことがあるはず。
厳しい残暑もお彼岸を境に落ち着き、過ごしやすくなるということを表しています。
では、実際に彼岸前と彼岸後では気温に変化があったのか、過去の気温を調査してみました。
厳しい残暑もお彼岸を境に落ち着き、過ごしやすくなるということを表しています。
では、実際に彼岸前と彼岸後では気温に変化があったのか、過去の気温を調査してみました。
ほんとに涼しくなる?
彼岸前、彼岸時期、彼岸後それぞれ7日間の平均最高気温を調べた結果、昨年と一昨年に関しては彼岸後の平均最高気温のほうが高くなっていましたが、確かに彼岸を境に暑さが落ち着いている印象も。
ただ、2007年〜2011年と2012年〜2016年の彼岸後の気温を比べると、2012年からの方が平均的に高くなっていることがわかります。
近年、暑さが落ち着くのが遅い傾向にあり、10月に入っても30℃を超えることがあります。
◆今年はどうなる?
今年も来週前半までは平年並かやや高いくらいの気温で推移する予想です。
ただ、来週中頃以降は上空の強い寒気の影響で北日本を中心にグッと冷え込む所がありそう。体感温度の変化で、体調を崩さないようご注意ください。
ただ、2007年〜2011年と2012年〜2016年の彼岸後の気温を比べると、2012年からの方が平均的に高くなっていることがわかります。
近年、暑さが落ち着くのが遅い傾向にあり、10月に入っても30℃を超えることがあります。
◆今年はどうなる?
今年も来週前半までは平年並かやや高いくらいの気温で推移する予想です。
ただ、来週中頃以降は上空の強い寒気の影響で北日本を中心にグッと冷え込む所がありそう。体感温度の変化で、体調を崩さないようご注意ください。
参考資料など
【引用元】
気象庁「9月・10月の東京の最高気温(20007年〜2016年)」http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=50&block_no=47656&year=2016&month=10&day=&view=p1
【参考・参照元】
国立天文台「2016年9月の日の出入り時刻(東京)」http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2016/s1309.html
国立天文台「春分の日・秋分の日には、昼と夜の長さは同じになるの?」https://www.nao.ac.jp/faq/a0303.html
気象庁「9月・10月の東京の最高気温(20007年〜2016年)」http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=50&block_no=47656&year=2016&month=10&day=&view=p1
【参考・参照元】
国立天文台「2016年9月の日の出入り時刻(東京)」http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2016/s1309.html
国立天文台「春分の日・秋分の日には、昼と夜の長さは同じになるの?」https://www.nao.ac.jp/faq/a0303.html