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【レア現象】夏休み最後の週末 長野で”白い虹”が出現!

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2017/08/27 09:22 ウェザーニュース

「ジャンプ台が バックにあるけど 見えるかな?太い白虹💦 綺麗でした💕」

夏休み最後の週末の朝、長野県白馬村で白い虹が出現したようです。これは、霧が発生している時に見られる『白虹(しろにじ)』もしくは『霧虹(きりにじ)』と呼ばれる現象です。

白虹のメカニズムは?

通常の虹は太陽の光が雨に反射する際、雨粒がプリズムの役割を果たして太陽光が分光されるため、七色に見えます。

一方、白虹は太陽の光が霧に反射して見られます。霧の粒は雨粒より細かいため、プリズムのように分光されず、全ての波長(色)の光が同じように散乱されます。このため白く輝くのです。太陽の高さが低い朝や夕方に霧が出ていると、こうした白い虹が見られることがあります。

早朝、冷え込みで霧が発生していた長野エリアはその霧が晴れつつあるタイミングで日が差し込んで、白虹が現れました。
朝虹は雨のサイン、とも言いますが、霧虹の場合は晴れのサイン。
この後は白馬の辺りも、晴れてお出かけ日和。ただ、暑さ対策必須です。午後はにわか雨や雷雨の可能性があるので、モクモク入道雲が近づいてきたら天気急変に注意です。
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